因果性のジレンマは、平たく言えば「ニワトリとタマゴのどちらが先にできたのか」という問題である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%8F%E3%81%8C%E5%85%88%E3%81%8B%E3%80%81%E5%8D%B5%E3%81%8C%E5%85%88%E3%81%8B

いつもお世話になっております！大京警備保障の代表　櫻井です。

警備業という職種柄表題の件と付き合っているというのが現状ですが、警備業だけではなく、色々な業種であるとは思いますが、今回は警備業特に交通誘導、さらにいうとうちの会社に絞らせてお伝えさせて頂ければと思います。

全ての警備の職種がそうであるということではないのでご了承ください。

『鶏が先か、卵が先か 』

意味ももしかしたらはき違えてるかもしれないですが、この代用で、社会的地位が低いから警備員なのか、はたまた警備員だから社会的地位が低いのか。と思うことがあります。

不思議なことに社会的地位が低いと思われているにも関わらず社会では必要とされる仕事なんですよね。
そしてじゃあなぜ賃金などが低いのか！という問題に直面するのですが、これは大元の支払いや予算など警備への人件費への支払いが少ないからです。
そして、じゃあ賃金を上げるように努力しろよという話なのですが、そもそも素質が良かったとしても社会的地位が低くみられるので、なぜ警備員にそこまで出さなければいけないのか？？などの問題にぶつかります。

なかなか警備会社単独でや、協会の力とて、全部の会社が横一列で同じ金額に絶対しない限り、賃金が増えることや、請求が上がることは難しいかなと思います。

警備員の質の向上をすれば請求額が上がるのか！という問題ですが、それもかなり難しい、逆に賃金を上げれば優秀な人が入ってくるのか、これはこれで解決するかもしれないですが、それでも交通誘導の外仕事を進んでやりたい人がいるかというとなかなかいないのが現状。

そんなの希望がないじゃないか！って思うかもしれないですが、これからITの時代。
ロボットで交通誘導！！！！

って、思う方もいるかと思いますが、運転も自動化、道も自動化、信号、位置、すべての車がGPSで管理され、スピードも一定化され、100％事故が起きない社会がいつ来るでしょうか？

もうそろそろ目の前に。なんて思ってるかもしれません。

ただ、まだ車は空を飛んでません。
ドローンだって発展したって、特定の場所でしかできません。
21世紀にそんな未来が来るんだ！なんて、セグウェイだって生産終了。そんなすぐに、交通がGPSで自動でフルに改善される時代が来るなんてなかなか思ってないです。

1200年武士の時代が続いたけど、100年で近代化になった

時代の変化は速い。それは確かなことです。野ざらしだった道にコンクリートが埋め尽くされたのは何年間でできたことなんでしょう。電灯や、ガス、水道がインフラとして配備され、すべてを覆いつくすまでに何年だったのでしょう。

そんなことを考えながら、何年で交通のすべてがIT化されるんだろうって考えるんですが、んーこればかりは人間が車を動かし、人間が歩行し、人間がインフラを作っている以上、100年で変わるのか。そして、100年後にそれが変わるのであればその時代に合わせて変化していけばいいと私は思います。

当面今は、まだ人間が必要な時代。
もしかしたら機械化はすぐそこなのかも？と思いつつも、
まだ人間がこの地球を作っている、
そんな中、警備員が必要なくなるのか？なんて考えますが。
まだしばらくはずっと必要なんだろうなって私は思います。

鶏でも卵でもどちらが先でもよい。
私の仕事はより良い鶏の質の向上、より良い卵の質の向上。

これを目指すこと。
そしてより多くの人に鶏というブランド、卵というブランドを知ってもらい、社会的地位を上げること。

これが目指すところなのかなと思っています。

社長がぶれたら会社終わるんで、自分の強みは一度決めたらぶれないことだと思っています。