大京警備保障に入社する前
何を思い、何故辞めたのか

本当の自分を殺さないで

大京警備保障㈱で働いて3年
勿論その前も会社員として働いていた

そもそも私という人間は

「パンクロックでこの腐った世の中を変えてやるぜ！」

という、標準的ヒャッハー民でした

そのヒャッハーは夢の途中で生き途絶え
今度はそれまで支えてくれた彼女に恩返しすべく
ごく一般的会社員へ転じる事を誓ったのです


とは言え

どこの馬のヒャッハーがすぐに就職できるわけもなく

路頭に迷っていると
就業先の警備隊長さんから
「社員にならないか？」と

普段からお世話になっている隊長さんへの恩義と
この機を逃しては彼女も安心できないだろうと
入社を決心
そして入籍

これでひとまず安心！！
やったぜ！！！

しかし
これが地獄の入り口だった

今は他社なので詳細は書きません
…が

個性？何の役に立つの？
トップの言う事は全てが素晴らしい
上司の仕事は部下の仕事
おべっかしてればすぐ昇進
毎日残業嬉しいね
体調不良は気のせい
奥さん入院？だから？
子供の面倒？奥さんにやらせろよ
入院中？じゃ親は？
知らないけど俺上司だから先帰るね

まぁそんな感じです

余りの酷さに何度かヒャッハーに戻りかけました

危ない危ない
社内でパンクをロックするところだったぜ
（してやれば良かったと後悔）

とは言え、この状態でこの先もやっていけるのか
家族を守る事は出来るのか
何より自分のやりがいが感じられない
楽しくない

「…妻よ、今の会社辞めてよいか？」

「やりたくない事をやる人じゃないでしょ」

あぁ、そうだった
そういえば俺
会社員向いてない人だった

自分を見失っていた

家族の為とか言い訳にして自分を殺していた
会社は確かに酷かったけど
自分もその環境がしょうがないと諦めていた

今度からは
…違う
これまで通り

自分のやりたいようにやろう

…そして大京警備保障㈱と出会う

そんな感じなので今も会社員してません
社会的には会社員だけど
パンクロックよろしく好きにやります

ヒャッハーーー！！

※実際のパンクロッカーはヒャッハーと鳴きません